株式会社シャイニング沖縄では、やさしい日本語への翻訳や校正、やさしい日本語講座を実施する講師派遣を行っています。
やさしい日本語とは
「やさしい日本語」とは、日本人同士が用いている通常の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。
現在、沖縄県の在留外国人は、多い順に、中国、アメリカ、フィリピン、ネパール、ベトナム、韓国、台湾、インドネシアなど、多くの国と地域から来て沖縄に住み、生活をしています。「外国人=英語」と思われがちですが、母語が英語ではない外国人の中には、「やさしい日本語」での情報発信を望んでいる方もいます。
やさしい日本語が必要とされる場面
・役所など公的な機関での手続き
・役所や子どもの学校からの案内文書
・病院での受付、問診票の記入、診察、服薬の説明
・災害時の情報収集 等
すべての情報を多言語化することは容易ではありませんが、やさしい日本語にすることで必要な情報を届けることができます。
株式会社シャイニング沖縄では、多文化共生の観点からも、やさしい日本語を沖縄に広め、安心して住みやすい、平等な社会づくりに貢献いたします。
やさしい日本語の活用例
・外国人スタッフと働く日本人スタッフ向けの研修や外国人スタッフ向けマニュアル等の翻訳(飲食業、介護福祉、建設業、宿泊業等)
・役所など公的機関で外国人に対応する窓口の職員向けの研修
・文書やパンフレット、ホームページのやさしい日本語への翻訳
・病院、クリニック、学校、保育園等外国人と接する日本人スタッフ向けの研修
その他、ご要望に応じて対応いたしますのでお問い合わせください。
講師 松園 あかね
キャリアカウンセラー
(国家資格キャリアコンサルタント)
訪日観光客と観光現場で働くスタッフの双方の言語面でのサポートの必要性を感じたことをきっかけに、「やさしい日本語」講師養成講座を受講。
日本人側が、使う日本語を見直すことで外国人とも意思疎通ができるようになる「やさしい日本語」を広める活動を行っている。今後は、「やさしい日本語 ×キャリアカウンセリング」を通して、日本で働く外国人スタッフの育成や職場定着をサポートしたいと考えている。
神田外語大学外国語学部中国語学科卒業
1999 年 日本語教師資格取得
2019年 「やさしい日本語」講師養成講座を修了
2020年 入門・やさしい日本語認定講師(沖縄県第一号)
参考情報
文化庁|在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン
法務省|在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン
2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会ポータルサイト|「やさしい日本語」について